2025/12/1

【論文出版】腎泌尿器科の森分貴俊先生らとの共著論文

腎泌尿器科の森分貴俊先生らとの共著論文が出版されました。

21世紀出生児縦断調査(2010年コホート)のデータを用いて、幼児期の日中おむつ使用と学童期前の夜尿症(おねしょ)との関連について検討した結果が掲載されました。約32,000名を対象とした研究で、2歳6か月時点で日中おむつを継続使用していた児は、おむつを卒業していた児と比較して、4歳6か月時点での夜尿症リスクが25%高いことが明らかになりました。この知見は、日中の排尿自立が夜間の排尿コントロール発達における重要なマイルストーンである可能性を示唆しています。

Moriwake T, Matsumoto N, Tominaga Y, Uraguchi K, Kobayashi T, Tsuboi I, Yoshinaga K, Yamanoi T, Kawada T, Sadahira T, Katayama S, Iwata T, Nishimura S, Bekku K, Edamura K, Takao S, Yorifuji T, Araki M.
Daytime Bladder Control Status in Toddlerhood Is Associated With Subsequent Bedwetting in Preschool Years: A Nationwide Cohort Study of Over 30 000 Japanese Children.
Int J Urol. 2025 Nov 17. doi: 10.1111/iju.70288. Online ahead of print.

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