2025/11/17

【論文出版】「21世紀出生児縦断調査」の研究成果を総括したナラティブ・レビュー

厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査(LSN21)」のデータを用い、これまで当教室グループが発表してきた59報の研究成果を総括したナラティブ・レビューが出版されました。
これまでの研究では、乳児期の栄養(母乳育児)、睡眠習慣、環境曝露(母親の喫煙や大気汚染など)、周産期要因(早産やSGA)といった早期生活環境が、その後の小児の肥満、アレルギー・呼吸器感染症、神経行動発達に長期的な影響を及ぼすことが示唆されています。

Matsumoto N, Matsuo R, Yamamura Y, Tsuge T, Kadowaki T, Uraguchi K, Tamai K, Nakamura K, Takeuchi A, Yorifuji T.
Early-Life Exposures and Child Health Outcomes: A Narrative Review of LSN21 Research in Japan.
Pediatr Int. 2025 Jan-Dec;67(1):e70258. doi: 10.1111/ped.70258.
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