2011/4/11

日本におけるタバコ政策コンプライアンスの地域差に関する論文掲載のお知らせ

健康増進法のコンプライアンスの地域差に関して検証した論文が、Tobacco Control誌にEpub ahead of printで出版されました。健康増進法への県毎の取り組みが、喫煙割合の減少、肺がん死亡率減少に関連しているかを検討しました。その結果、コンプライアンスが高いと地域の喫煙割合が減少していました。また、タバコ消費が減少している地域ほど、肺がん死亡率も減少していました。また、タバコ葉の生産が多い県ほど、上記コンプライアンスが低くなっていましたし、喫煙割合の減少も小さくなっていました。

Yorifuji T, Tanihara S, Takao S, Kawachi I
Regional disparities in compliance with tobacco control policy in Japan: an ecological analysis
(Tobacco Control, in press)

本論文へのリンク(PubMed)

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