2023/1/14

【論文出版】フレイルと全死因死亡及び死因別死亡との関連

岡山市基本健康診査データを用いて、高齢者のフレイルと全死亡および死因別死亡との関連を検討しました。全死亡の調整済みハザード比は、(ロバストな群を基準としたところ)プレフレイル群で1.34(95%信頼区間[CI]:1.27-1.41)、フレイル群で2.22(95%CI:2.11-2.33)でした。心血管疾患、呼吸器疾患、がん死亡でも同様のパターンが観察されました。若年者(65-74歳)および女性は、高齢者(≧75歳)および男性よりも効果推定値が高い傾向を認めました。

Matsuo R, Matsumoto N, Mitsuhashi T, Takao S, Yorifuji T.
Frailty and all-cause and cause-specific mortality in Japan
Arch Gerontol Geriatr. 2022 Dec 16;107:104906. doi: 10.1016/j.archger.2022.104906.
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