2021/11/8

【論文出版】早産とその後の川崎病罹患に関する原著論文

国立病院機構岡山医療センターの竹内先生らとの共著論文が出版されました。21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)を活用した研究で、早く生まれた子供は、後に川崎病で入院するリスクが高くなっていたという結果でした。また、完全母乳栄養で育った子供と比べて、混合栄養または完全人工栄養の早産児では川崎病で入院するリスクが有意に高くなっていました。早産児は川崎病のリスクが高く、完全母乳栄養によりそのリスクを低減できる可能性があります。

Takeuchi A, Namba T, Matsumoto N, Tamai K, Nakamura K, Nakamura M, Kageyama M, Kubo T, Tsukahara H, Yorifuji T.
Preterm birth and Kawasaki disease: a nationwide Japanese population-based study.
Pediatr Res. 2021 Oct 8. doi:10.1038/s41390-021-01780-4. Epub ahead of print. PMID: 34625654.

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