2021/11/8

【論文出版】母親の喫煙と8歳時の問題行動に関する原著論文

母親の喫煙と8歳時の問題行動の関連について評価した原著論文が出版されました。21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)を活用した研究で、生後6か月時に母親が喫煙していると、8歳時に注意力や攻撃的・破壊的行動に関連する行動上の問題の頻度が上昇していました。特に母親がヘビースモーカーであった子供達では、他の子供よりも行動上の問題を起こす頻度が高くなっていました。幼少期の母親の喫煙が、子どもの神経発達に関与している可能性があります。

Ariyoshi M, Mitsuhashi T, Matsumoto N, Nakamura K, Yorifuji T.
Early childhood exposure to maternal smoking and behavioral development.
Arch Environ Occup Health. 2021 Aug 28:1-8. doi: 10.1080/19338244.2021.1972278. Epub ahead of print. PMID: 34459355.

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