2009/7/24

睡眠時間・睡眠の質の健康影響に関する論文掲載のお知らせ

高齢者において、睡眠時間・睡眠の質が心血管系疾患死亡リスクにどのような影響を及ぼすかを検証した論文が、Preventive Medicineに掲載されました。本論文では、睡眠の質が悪い(不眠症状がある、あるいは睡眠薬を使用している)高齢者において、睡眠時間が長いほど心血管系死亡リスクが上昇することが示唆されました。今後、睡眠の健康影響を考慮する上で、睡眠時間と睡眠の質の両者を考慮する必要性があると思われす。

Sleep duration, sleep quality and cardiovascular disease mortality among the elderly: A population-based cohort study. Prev Med (2009) doi:10.1016/j.ypmed.2009.06.016
Suzuki E, Yorifuji T, Ueshima K, Takao S, Sugiyama M, Ohta T, Ishikawa-Takata K, Doi H.
本論文へのリンク (PubMed)

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