2008/10/15

第20回ISEE総会 第2回現地レポート

第2回目のISEE現地レポートです。10月14日も朝から、マルチレベルや大気汚染の疫学など聞きごたえのある話が続いています。

大気汚染に関しては、これまでの知見のまとめや、現在進行形のコホートの紹介などもなされており、非常にわかりやすい話から、研究デザインのあまりのスケールの大きさに、思わず閉口してしまうものまで盛りだくさんでした。

特に、大気汚染の大家の一人でもあるPopeの話は、非常にわかりやすく、Harvard Six Cities StudyとAmerican Cancer Societyの研究の比較や、他の研究におけるEffect estimateの比較を行い、今後の研究で必要とされている分野の紹介もしていただきました。また、大気汚染以外では、Hertz-PicciottoのPsychiatric disordersの話が興味深いものでした。RothmanのCausal pieやDAGなども、話の中でさらっと取り上げられており、彼女らしい発表だったように思います。

午後は、アメリカのNational Children’s Studyの話がなされる予定です。いろいろと興味深い話が多いので、頑張って聞いてみたいと思います。

(ES)

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