2014/2/7

満期出生児における出生時身長と入院に関する論文掲載のお知らせ

出生時の体重とその後の健康・発達との関連は研究が進んでおり、多くの知見が集積されています。その一方で出生時の身長とその後の健康との関連はあまり明らかになっていません。よって私たちは、満期、単胎児の生まれたときの身長と1歳半時および2歳半時の疾病罹患(入院歴で評価)との関連を調査しました。その結果、平均身長で生まれた子の健康が一番よく、平均よりも身長が高くなったり低くなったりするほど入院のリスクが高まることが明らかになりました。出生時の体重とその後の健康・発達との関連は研究が進んでおり、多くの知見が集積されています。その一方で出生時の身長とその後の健康との関連はあまり明らかになっていません。よって私たちは、満期、単胎児の生まれたときの身長と1歳半時および2歳半時の疾病罹患(入院歴で評価)との関連を調査しました。その結果、平均身長で生まれた子の健康が一番よく、平均よりも身長が高くなったり低くなったりするほど入院のリスクが高まることが明らかになりました。

Kato T, Yorifuji T, Inoue S, Doi H, Kawachi I.
Association of Birth Length and Risk of Hospitalization among Full-term Babies in Japan.
Paediatric and Perinatal Epidemiology. 2013; 27(4): 361-70.
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