2023/7/24

【論文出版】コロナ禍における小児の精神疾患診断数の推移

COVID-19パンデミックの前後5年間の月別新規小児精神疾患診断症例数を、日本の多施設共同電子カルテデータベースを用いて分断時系列デザインで比較した研究報告が、BMC Public Healthに掲載されました。新型コロナウイルス感染症によるパンデミック後、摂食障害、統合失調症、気分障害、身体表現性障害の新規症例数は経時的に増加しました。性別・年齢別の増加時期や傾向は疾患毎に異なっていました。

Matsumoto N, Kadowaki T, Takanaga S, Shigeyasu Y, Okada A, Yorifuji T.
Longitudinal impact of the COVID-19 pandemic on the development of mental disorders in preadolescents and adolescents.
BMC Public Health. 2023 Jul 7;23(1):1308. doi: 10.1186/s12889-023-16228-z.

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2023/7/21

【論文出版】産後うつ病に対する産後2週間健診の効果:操作変数法を用いたPopulation-based cohort study

岡山県津山市の行政データベースを活用し、産後うつ病に対する産後2週間健診の効果を検討しました。公費の産後2週間健診が開始される時期において、出産した年度が制度開始前か後かを操作変数に用いています。その結果、産後2週間健診は、産後1ヵ月時の産後うつ病スクリーニング陽性者の割合を減らす効果があることが示されました。

Nakamura N, Mitsuhashi T, Nakashima Y, Matsumoto N, Yorifuji T.
Effect of 2-week postpartum check-ups on screening positive for postpartum depression: a population-based cohort study using instrumental variable estimation in Japan.
Fam Pract. 2023 Jul 19;cmad074. doi: 10.1093/fampra/cmad074.

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【論文出版】完全型房室中隔欠損症に関する共著論文

心臓血管外科の小林先生らとの共著論文が出版されました。

Kobayashi Y, Kasahara S, Sano S, Suzuki H, Suzuki E, Yorifuji T, Kotani Y.
Staged repair for complete atrioventricular septal defect in patients < 4.0 kg.
J Thorac Cardiovasc Surg. 2023 Jul 11:S0022-5223(23)00549-4.
doi: 10.1016/j.jtcvs.2023.07.003.

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2023/7/14

備前市新型コロナウイルス抗体検査事業・中間結果報告3

「備前市と国立大学法人岡山大学との連携・協力協定」のもと、備前市からの補助金(備前市新型コロナウイルス感染症抗体検査研究事業補助金)を受け、備前市に在住または市内に所在する団体に在籍する成人の方を対象として、新型コロナウイルス感染症の抗体検査を行ってきました。指先から少量の血液を採取することにより、個人の抗体価を2か月おきに測定し、抗体の経時的変化とその後の感染・発症・重症化との関連を評価することを目的としています。2023年3月までで調査は一旦終了し、一人につき最大5回の検査を実施しました。4月18日時点でのデータ解析の結果を「中間結果報告3」にまとめました。ワクチンと抗体の関係、抗体と感染の関係に貴重な示唆を与えていると考えます。

中間報告3よりダウンロード可能です。参照してください。

なお、抗体検査参加者の方に対して、「中間結果報告3」とともに、個人ごとの検査結果を郵送や手渡しでお届けいたしました。
住所不明で返送されている郵便物がございます。個人の検査結果が届いていない方は、事務局までご連絡ください。

今後も、調査・解析を継続し、結果をとりまとめていきたいと思います。
調査にご協力いただいている関係者の皆様、大変ありがとうございます。

実施窓口 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野
電話番号  086-235-7177
備前市担当 備前市保健福祉部保健課健康係 0869-64-1820

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2023/7/10

【論文出版】大腿骨近位部骨折手術後の患者に対する遠隔リハビリテーションの有効性:システマティック・レビューとメタアナリシス

大腿骨近位部骨折手術後の患者に対する遠隔リハビリテーションの有効性を検討したシステマティック・レビューとメタアナリシスが出版されました。移動能力、有害事象に関しては、エビデンスは不確実であり、ADL、疼痛では臨床的に意味のある差はありませんでした。遠隔リハビリテーションにより転倒せずに日常生活を送ることができるという自信(Fall efficacy)を向上させる可能性はあります。

 

Tsuge T, Yamamoto N, Taito S, Miura T, Shiratsuchi D, Yorifuji T.
Efficacy of telerehabilitation for patients after hip fracture surgery: A systematic review and meta-analysis [published online ahead of print, 2023 Jul 7].
J Telemed Telecare. 2023;1357633X231181632. doi:10.1177/1357633X231181632 

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2023/7/7

【論文出版】乳児期の栄養方法と最大成長率年齢の関連

21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)のデータを活用し、乳児期の栄養方法と最大成長率年齢との関連について検討しました。人工栄養と比較して混合栄養、母乳栄養では最大成長率年齢が遅くなり、また母乳栄養期間が長くなるにつれて最大成長率年齢が遅くなるという量反応関係が示されました。

Yousuke Higuchi, Naomi Matsumoto, Shintaro Fujiwara, Yuki Ebuchi, Mahoko Furujo, Kazue Nakamura, Toshihide Kubo, Takashi Yorifuji
Association between infant breastfeeding practices and timing of peak height velocity: A nationwide longitudinal survey in Japan
Pediatr Res. 2023 Jul 3. doi: 10.1038/s41390-023-02706-y.

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2023/7/5

【論文出版】衛生教育と気道感染症予防との関連

21世紀出生児縦断調査(2010年出生児)のデータを活用し、衛生教育と気道感染症の予防についての関連を検討しました。衛生教育は3.5歳時に両親から子どもへ手洗いやうがいの教育をしているかについて調査しております。その結果、手洗いうがい教育を受けない子どもに比べて、手洗いうがい教育を受ける子どもは4.5-5.5歳の一年間のインフルエンザ感染のリスクが減少していました。

 

Uraguchi K, Mitsuhashi T, Matsumoto N, Takao S, Makihara S, Ando M, Yorifuji T. Association between handwashing and gargling education for children and prevention of respiratory tract infections: a longitudinal Japanese children population-based study. Eur J Pediatr. 2023 Jul 3. doi: 10.1007/s00431-023-05062-5. Epub ahead of print. PMID: 37395829.

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2023/7/3

【論文出版】補完代替医療利用者とがん検診・健康診断受診の関連

国民生活基礎調査のデータを活用し、補完代替医療利用者とがん検診・健康診断の受診行動との関連について検討しました。補完代替医療利用者は胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん検診、および健康診断を受診する傾向があることが分かりました。

Matsuki N, Suzuki E, Mitsuhashi T, Subramanian SV, Takao S, Yorifuji T.
Complementary and Alternative Medicine Use, Cancer Screening, and Medical Checkups in Japan from 2001 to 2013: A Repeated Cross-Sectional Study.
J Integr Complement Med. 2023 Jun 28. doi: 10.1089/jicm.2023.0077. Epub ahead of print. PMID: 37379489.
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【論文出版】水俣病における出生前のメチル水銀曝露と神経学的および神経心理学的機能の関連

水俣病は、1950年代から1960年代にかけて日本の水俣市で起こった、メチル水銀に汚染された魚による食中毒事件としてよく知られています。影響を受けた地域では(胎児性水俣病として知られている)重度の神経症状を持つ多くの子どもたちが生まれましたが、水俣病における低~中程度のメチル水銀の胎児期曝露の影響の可能性について調べた研究はほとんどありません。そこで、微細運動、処理速度、視空間認知機能、遂行機能に焦点を当て、出生前のメチル水銀曝露が神経学的および神経心理学的機能に及ぼす影響の可能性について検討しました。非曝露地域の対照者と比較して、胎児性水俣病患者と中程度曝露住民の両方が神経心理学的検査のスコアが悪かったのですが、その影響は胎児性水俣病患者でより深刻でした。本研究は、低~中程度の胎児性メチル水銀曝露を経験した水俣の住民にも神経学的または神経心理学的影響があることを示しています。

 

Yorifuji T, Kadowaki T, Yasuda M, Kado Y.
Neurological and Neurocognitive Impairments in Adults with a History of Prenatal Methylmercury Poisoning: Minamata Disease.
Int J Environ Res Public Health. 2023 Jun 19;20(12):6173. doi: 10.3390/ijerph20126173.
PMID: 37372760

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【論文出版】救命救急科の内藤先生らとの共著論文

救命救急科の内藤先生らとの共著論文が出版されました。

Naito H, Sakuraya M, Hongo T, Takada H, Yumoto T, Yorifuji T, Hifumi T, Inoue A, Sakamoto T, Kuroda Y, Nakao A; SAVE-J II Study Group.
Prevalence, reasons, and timing of decisions to withhold/withdraw life-sustaining therapy for out-of-hospital cardiac arrest patients with extracorporeal cardiopulmonary resuscitation.
Crit Care. 2023 Jun 27;27(1):252. doi: 10.1186/s13054-023-04534-2.
PMID: 37370155
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