2021/10/20

【TV取材】頼藤が写真集「MINAMATA」のことに関してRSKの取材に応じました

RSK山陽放送様から、復刻された写真集「MINAMATA」に関して頼藤が取材を受けました際の動画が掲載されました。是非ご覧ください。

→公式確認から65年 「MINAMATA」と向き合う医師の思い【岡山】へのリンク

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2021/10/8

【論文出版】Marginal sufficient component cause modelに関して

因果推論は、医学における重要な課題です。

最近、新たな因果モデルとしてmarginal sufficient component cause model(周辺十分構成原因モデル)が提唱され、幾つかの論文で用いられてきました。

この度、このモデルの有用性について評価した原著論文がEpidemiologyに出版されました。

Suzuki E, Yamamoto E.
Marginal sufficient component cause model: an emerging causal model with merits?
Epidemiology. 2021;32(6):838–845. (doi: 10.1097/EDE.0000000000001411)
本論文へのリンク

本論文では、この新たな因果モデルを提唱した研究者らが強調しているagonismの現象にフォーカスを当てています。特に三つの観点から、marginal sufficient component cause modelの有用性を考察しました。

結論として、marginal sufficient component cause modelには大きなメリットは見られないこと、そして、従来のsufficient (component) cause modelとcounterfactual modelの対応関係を理解することが、因果律の深い理解につながることを論じています。

なお、Marginal sufficient component cause modelは、以下の論文等で提唱されたものです。

Lin SH, Huang YT, Yang HI.
On identification of agonistic interaction: Hepatitis B and C interaction on hepatocellular carcinoma.
Stat Med. 2019;38(13):2467–2476.

Lin JH, Lin KI, Lee WC, et al.
Stochastic approach for mechanistic interaction under longitudinal studies with noninformative right censoring.
Stat Med. 2020;39(2):114–128.

Huang YT, Tai AS, Chou MY, et al.
Six-way decomposition of causal effects: Unifying mediation and mechanistic interaction.
Stat Med. 2020;39(27):4051–4068.

Tai AS, Huang YT, Lee WC, et al.
Conceptualization of agonistic interaction in a marginal sufficient component cause model: an alternative interpretation for subadditive interaction.
Journal of the Chinese Statistical Association. 2020;58(3):168–198.

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【論文出版】十分原因モデルにおける因果メカニズムに関して

因果関係は、しばしばメカニズムの観点から論じられます。

また、医学分野では長年、Austin Bradford Hill卿により提唱されたHill’s viewpointsをもとに因果関係が論じられてきました。

この度、十分原因モデルにおける因果メカニズムを評価するにあたり、Hill’s viewpointsとの関係性を論じた原著論文がEuropean Journal of Epidemiologyに出版されました。

Suzuki E, Yamamoto E.
Strength in causality: discerning causal mechanisms in the sufficient cause model.
Eur J Epidemiol. (In press). (doi: 10.1007/s10654-021-00798-6)
本論文へのリンク

本論文では特に、Hill’s viewpointsのうち一番目の「強固性 (strength)」に着目し、因果関係におけるメカニズムをどのように概念化し評価できるかについて、簡単な数値例を用いて論じています。

また、Hill‘s viewpointsのうち四番目の「時間性 (temporality)」、六番目の「妥当性 (plausibility)」の観点から十分原因モデルの特徴を論じたほか、哲学分野で用いられてきたINUS条件との関係性にも言及しています。

結論として、因果律を評価するためには、適切な因果モデルを相補的に用いて吟味することが重要であることを強調しています。

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2021/10/6

【寄稿】頼藤が写真集『MINAMATA』に「医学からの報告と解説」を寄稿しています

頼藤が、写真家W. ユージン・スミス、アイリーン・美緒子・スミス著の写真集『MINAMATA』に、「水俣病 医学からの報告と解説」を寄稿しています。長らく絶版となっていた作品ですが、映画の公開に合わせ、新刊となり蘇りました。水俣病を描写した貴重な写真集だと思われます。良かったら、ご一読ください。

また、W. ユージン・スミス、アイリーン・美緒子・スミスを描いた映画「Minamata」も現在公開されており、写真集に出てくるシーンが描かれています。写真集と一緒に、水俣病の存在を知ってもらえたらと思います。

写真集へのリンク

どうぞご覧ください。

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