研究業績

2024/2/8

【論文出版】眼科の木村先生らとの共著論文出版のお知らせ

眼科の木村先生らとの共同研究論文が、Japanese Journal of Ophthalmologyに出版されました。
どうぞご覧ください。

Kimura S, Hosokawa MM, Shiode Y, Matoba R, Kanzaki Y, Goto Y, Kanenaga K, Suzuki E, Morizane Y.
Accuracy of ultrasound vs. Fourier-domain optic biometry for measuring preoperative axial length in cases of rhegmatogenous retinal detachment.
Jpn J Ophthalmol. 2023;67(6):645–651. (doi: 10.1007/s10384-023-01018-2)
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2024/1/29

【論文出版】岡山県における大気中微小粒子状物質(PM2.5)と糖尿病の有病割合

本研究ではAtmospheric Composition Analysis Groupの作成した地域ごとのPM2.5濃度データと岡山市の基本健康診査のデータを元に、岡山市におけるPM2.5への長期曝露と糖尿病有病割合との関連を調べました。PM2.5レベルがアジア諸国の他の都市よりも低い日本の岡山市においても、PM2.5の年間平均曝露と糖尿病有病割合との関連が見られました。

Tani Y, Kashima S, Mitsuhashi T, Suzuki E, Takao S, Yorifuji T. Fine Particulate Matter and Diabetes Prevalence in Okayama, Japan. Acta Med Okayama. 2023 Dec;77(6):607-612. doi: 10.18926/AMO/66152. PMID: 38145934.

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2024/1/15

【論文出版】超早産児への気管内挿管と神経発達予後

岡山医療センター新生児科の玉井圭先生との共同研究がPediatric Researchに掲載されました。本研究では、極低出生体重児を対象とした新生児臨床研究ネットワークデータベースのデータを用い、在胎24~27週で生まれた超早産児において、分娩室での挿管が3歳時の神経発達障害のリスク増加と関連していることを示しました。

Tamai K, Matsumoto N, Yorifuji T, Takeuchi A, Nakamura M, Nakamura K, Kageyama M; Neonatal Research Network of Japan. Delivery room intubation and neurodevelopment among extremely preterm infants. Pediatr Res. 2024 Jan 11. doi: 10.1038/s41390-023-02993-5.

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2024/1/5

【論文出版】岡山大学拠点接種における新型コロナウイルスワクチン副反応調査のまとめ

コロナ禍に岡山大学が教職員および学生を対象に行った、mRNA-1273(モデルナ)ワクチン接種後の副反応や抗体価上昇についての一連の研究をまとめたreviewがActa Medica Okayamaに掲載されました。調査にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

Matsumoto N, Higuchi C, Miyaji C, Mitsuhashi T, Hagiya H, Takao S, Yorifuji T.
Review of a Series of Surveys on Adverse Reactions to the COVID-19 mRNA-1273 Vaccine at Okayama University.
Acta Med Okayama. 2023 Dec;77(6):567-575. doi: 10.18926/AMO/66148.
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2024/1/5

【論文出版】幼児期発症アレルギー性鼻炎の寛解と住居の関連

21世紀出生児縦断調査(2001年出生児)のデータを活用し、1.5-4.5歳時に発症した幼児発症アレルギー性鼻炎(結膜炎を含む)について、学童期の10-12歳時に症状が寛解しているかを検討しました。寛解割合は42.9%であり、またその寛解に寄与する因子として一軒家に比べて集合住宅(特に高階層)に住む事が関連していました。

Uraguchi K, Matsumoto N, Mitsuhashi T, Takao S, Makihara S, Ando M, Yorifuji T. Association Between Clinical Remission of Infantile-Onset Allergic Rhinitis During the School-Age Period and the Type of Housing: A Longitudinal Population-Based Japanese Study. J Pediatr Health Care. 2023 Dec 19:S0891-5245(23)00351-6. doi: 10.1016/j.pedhc.2023.11.011.
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2024/1/2

【書籍出版】「Encyclopedia of Toxicology (Fourth Edition) 」への寄稿

『Encyclopedia of Toxicology (Fourth Edition)』に、「Minamata」という題で、水俣病と水俣病の歴史を紹介する簡単な総論を寄稿しています。水俣病の歴史から分かる4つの教訓ということで、原因がわかれば病因物質がわかるまで対策を遅らせてはいけないなどの教訓を伝えています。水俣病を海外に伝える一助になればと思います。

T Yorifuji, T Tsuda,
Minamata,
Editor(s): Philip Wexler, Encyclopedia of Toxicology (Fourth Edition), Academic Press, 2024, Pages 413-418,
ISBN 9780323854344, https://doi.org/10.1016/B978-0-12-824315-2.00459-0.

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2023/12/15

藤本竜平院生が令和5年度岡山県医師会学術奨励賞を受賞しました

藤本竜平院生(写真右)が令和5年度岡山県医師会学術奨励賞を受賞しました。
J Am Heart Assoc.に掲載された論文「Heat Exposure Following the Rainy Season Is Associated With an Increased Risk of Cardiovascular Emergency Among the Elderly in Japan」が評価され、受賞しています。ご指導、ご協力いただいた皆さま、大変ありがとうございます。

受賞論文に関する情報へのリンク

2023/12/13

【論文出版】COVID-19に対する感染管理活動を通して得られた官民学連携の協働体制ー岡山県クラスター対策班(OCIT)の取り組みー

昨年度まで岡山県保健医療部新型コロナウイルス感染症対策室に在籍されていた高橋一剛先生らとの共著論文が出版されました。OCITの支援活動を振り返るとともに、岡山県における感染症に関する公衆衛生上の課題、そしてOCITの活動を通して構築された感染症対策における官民学連携の将来的な展望についてまとめています。

 

高橋一剛、高橋友香理、市村康典、宇野絢哉、今城沙都、光井聡、則安俊昭、頼藤貴志

COVID-19に対する感染管理活動を通して得られた官民学連携の協働体制ー岡山県クラスター対策班(OCIT)の取り組みー

岡山医学会雑誌 第135巻 December 2023, pp. 158-166

 

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2023/12/11

松本助教の研究課題が岡山医学振興会の研究助成に採択されました

松本助教の研究題目「行政との連携による、子どもの幸福と心身の健康に影響を及ぼす要因及びメカニズムを解明するためのコホート研究」が、公益財団法人岡山医学振興会 第23回公募助成に採択されました。12月1日岡山大学にて助成授賞式が行われました。

これまでご指導、ご支援いただきました皆様に深く感謝いたします。
今後ともご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いします。

2023/11/29

【論文出版】整形外科雑誌に掲載されたSystematic Reviewsの疫学と記載の現状

2012年と2022年に整形外科雑誌に掲載されたSystematic Reviewsの疫学と記載について調査し、10年間における変化を評価しました。疫学としては10年間で大きな変化はなく、最も多かったのは介入についてのSystematic Reviewsで、USAやUKからの出版が多かったです。記載については、protocol registrationsなど一部やや改善した部分がありますが、2022年においても依然として不十分な記載が目立ちました。特にcertainty of the evidenceの評価は1割もされていませんでした。よって、今後は効果量の有意差の有無だけではなく、エビデンスの確からしさも評価することでmeta-analysisの結果を正しく評価する必要性があると考えます。

Yamamoto N, Taito S, Miura T, Ariie T, Tomita Y, Ogihara H, Shiratsuchi D, Yorifuji T, Tsujimoto Y. Epidemiology and Reporting Characteristics of Systematic Reviews in Orthopedic Journals: A Meta-Epidemiological Study. J Clin Med. 2023 Nov 10;12(22):7031.
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