活動報告

2017/10/14

「社会疫学」出版記念イベントご案内

 Social Epidemiology 2nd Editionの翻訳書である
 「社会疫学(上・下)」が出版されました。



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 なお、以下2件の出版記念イベントを予定しております。

 11月1日(水) 18時~19時30分
 かごしま県民交流センター東棟3階大研修室第2
 (第76回日本公衆衛生学会総会 自由集会として開催)
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 11月24日(金) 16時~18時
 東京医科歯科大学 M&Dタワー2階 鈴木章夫講堂
 特別セミナー「社会疫学とは何か」
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2017/9/27

STATAによる統計解析集中講義を実施しました

 HSPHのXiaoyu Li先生による、STATAを用いた、重回帰、ロジスティック回帰を中心としたコンセプトとサンプルデータを用いた説明、およびラボワークを3日間にわたって集中講義で実施しました。

 個人的にはestoutコマンドでロジスティック回帰の結果を複数のモデルにわたってオッズ比および95%CIをまとめて表示できるようになり、大変有意義でした。




2017/7/12

【学内向け:医学部2年生対象】 平成30年度MRI海外説明会日程

毎年実施しています、MRIによる来年度の海外(ハーバード大学公衆衛生大学院)での受け入れ概要についての説明会を以下の通り実施します。

平成29年7月28日 金曜日 18時~19時
平成29年8月3日 木曜日 18時~19時

場所は、基礎研究棟7階、疫学・衛生学分野セミナー室です。

いずれも都合がつかない場合は、参加した学生から説明内容について自ら聞いておくようにしてください。

お待ちしています。

2016/11/29

第9回欧州公衆衛生学会(EPH)年次総会(@ウィーン)レポート

オーストリアのウィーンで2016年11月9日から12日に開催された「第9回欧州公衆衛生学会年次総会 (9th European Public Health Conference)」 に参加してきました。

「All for Health, Health for All」というテーマのもと、75以上の国々から1,800人以上が出席し、多岐にわたるプログラムが用意されました。

今回は、岡山の高齢者を対象として、気温と救急搬送の関連を評価した時系列分析に関するポスター発表を行いました。

Suzuki E, Yorifuji T, Kashima S, Yamamoto E, Tsuda T.
Ambient temperature and daily emergency ambulance calls in Japanese elderly: a time-series analysis.
9th European Public Health Conference. Vienna, Austria, Nov 9–12, 2016. Eur J Public Health. 2016;26(Suppl. 1):402–403.


(ES)

2016/9/8

第28回国際環境疫学会(ISEE)年次総会(@ローマ)レポート

イタリアのローマで2016年9月1日から4日に開催された「第28回国際環境疫学会年次総会 (28th Annual Conference of the International Society for Environmental Epidemiology)」 に参加してきました。

国際環境疫学会(ISEE)は、国際学術雑誌Epidemiologyの母体となる国際学会であり、年次総会では例年、環境保健を中心に幅広い分野の演題が発表されています。今年も大気汚染による健康影響などを中心とした多くの発表がありました。

今回は、以下の三件のポスター発表を行いました。一件目は、疫学理論を応用して、検診データなどで得られる有病割合を罹患率に変換することに関する内容でした。二件目は、福島における甲状腺がんに関する分析結果を発表するものでした。そして三件目は、高齢者における黄砂の健康影響に関する内容でした。

Suzuki E, Tsuda T, Yamamoto E.
How to translate prevalence to incidence in the setting of screening: an application of steady-state dynamic population model.
In: Abstracts of the 2016 Conference of the International Society of Environmental Epidemiology (ISEE). Abstract Number: P1-355. Sep 1–4, 2016, Rome, Italy. Research Triangle Park, NC: Environ Health Perspect; http://dx.doi.org/10.1289/ehp.isee2016.

Tsuda T, Suzuki E, Tokinobu A, Yamamoto E.
Thyroid cancer under 19 in Fukushima: The fourth report from the second round screening.
In: Abstracts of the 2016 Conference of the International Society of Environmental Epidemiology (ISEE). Abstract Number: P1-315. Sep 1–4, 2016, Rome, Italy. Research Triangle Park, NC: Environ Health Perspect; http://dx.doi.org/10.1289/ehp.isee2016.

Kashima S, Yorifuji T, Suzuki E, Tsuchihashi Y, Eboshida A.
Short-term effects of Asian dust in patients with a history of disease: a case-crossover study among the elderly men and women in Japan.
In: Abstracts of the 2016 Conference of the International Society of Environmental Epidemiology (ISEE). Abstract Number: P1-014 (selected as a highlighted poster). Sep 1–4, 2016, Rome, Italy. Research Triangle Park, NC: Environ Health Perspect; http://dx.doi.org/10.1289/ehp.isee2016.

来年のISEEはシドニーで開催される予定です。どのようなプログラムになるのか、今から楽しみですね。

(ES)

2016/9/8

第4回米国疫学連合学会(@マイアミ)レポート

アメリカのフロリダ州マイアミで、2016年6月21日から24日に開催された「第4回米国疫学連合学会 (Fourth Epidemiology Congress of the Americas)」に出席しました。約1,500人が出席し、マイアミの気候に勝るとも劣らない“熱い”学会になりました。

この学会は、5年に一度、以下の5つの学会が集まる特別な大規模学会です。
  • American College of Epidemiology (ACE)
  • American Public Health Association Epidemiology Section (APHA-EPI)
  • International Epidemiological Association (IEA)
  • Society for Epidemiologic Research (SER)
  • Society for Pediatric and Perinatal Epidemiologic Research (SPPER)

今回は、疫学理論に関して二件のポスター発表を行いました。一件は、因果推論における誤差(エラー)を体系的に分類する内容であり、もう一件は、交絡を調整する際に重要な視点となる共変量バランスの理論的背景を整理する内容でした。

Poster No. 0174
Suzuki E, Tsuda T, Mitsuhashi, T, Yamamoto E.
Errors in causal inference.
4th Epidemiology Congress of the Americas. Miami, FL, June 21–24, 2016. Abstract book P. 32

Poster No. 1467
Suzuki E, Tsuda T, Yamamoto E.
Clarifying the concept of covariate balance using the sufficient-cause model.
4th Epidemiology Congress of the Americas. Miami, FL, June 21–24, 2016. Abstract book P. 258

来年のSERはシアトルで開催される予定です。どのようなプログラムになるのか、今から楽しみですね。

(ES)

2015/12/22

2016年1月 国際研究集会「Causal Inference」のお知らせ

疫学・衛生学分野では、医学研究の基盤となる因果論の構築に関する研究を行っています。

2016年1月6日(水)~7日(木)に、統計数理研究所(東京都立川市)で国際研究集会「Causal Inference」が開かれることになりました。因果推論を専門とする国内外の研究者の発表が予定されています。参加は無料です。

プログラムなどの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。

統計数理研究所リスク解析戦略研究センター10周年記念
国際研究集会「Causal Inference」
International Workshop on Causal Inference
サイトへのリンク



2015/6/22

第48回疫学研究学会(SER)年次総会(@デンバー)レポート

成田空港からの直行便で10時間余り。アメリカのコロラド州デンバーで、2015年6月16日から19日に開催された第48回疫学研究学会年次総会 (48th Annual Meeting of the Society for Epidemiologic Research)に出席しました。デンバーは、海抜1マイル(約1,600 m)にあることから、“マイル・ハイ・シティー The Mile High City”と呼ばれています。

日本人が観光でデンバーを訪れることはほとんどないかもしれませんが、デンバー国際空港はアメリカ国内では5番目に利用者が多く、デンバーはアメリカ人が住みたい町の第一位に選ばれたこともあるそうです。高層ビルが立ち並ぶダウンタウンは通りが碁盤の目に整理されていて、目抜き通りの16番ストリートモールには無料のフリーモール・ライドが深夜まで走り、市民や観光客の足となっています。しかし、これだけ肥満大国のアメリカのことを考えると、ほぼ1ブロック毎に停留所があるフリーモール・ライドの利便性が裏目に出ているようにも感じられてなりません。ある意味での“Obesity Paradox”でしょうか…。

今年の学会のKeynote Cassel Lectureは、UCLAのDr. Judea Pearlによる「The Scientific Approach to Causal Inference」というものでした。Dr. Pearlはコンピューター科学の教授で、統計学や人工知能の専門家であり、「Causality: Models, Reasoning, and Inference」の著者でもあります。プログラムの目玉として出席者の多くも期待していましたが、前日の夜10時過ぎに事務局からメールが出席者全員に届き、「Dr. Pearlが乗る予定だったフライトが悪天候で(?)キャンセルされたため、Keynote Cassel Lectureが翌々日の朝に変更されました。」とのこと。出席者のほぼ全員が何らかの仕方でメールを常時確認できる今だからこそ、と言えるかもしれません。さて、そのようにして一日順延されたKeynote Cassel Lectureは、統計学における因果推論の歴史から始まり、疫学研究の代表性(一般化可能性)のことまで盛りだくさんの内容で、最後は、疫学者が今後因果推論において果たすべき役割についての提言(Dr. Pearlからのエール?)で締めくくられました。続くプログラムの冒頭で、ノースカロライナ大学のDr. Stephen Coleが「このように他分野の専門家が因果推論について扱うKeynote Cassel Lectureを私は15年間待ちわびていた。素晴らしいレクチャーに感謝している。」と述べていましたが、因果論や疫学理論を重視しているSERならではのKeynote Cassel Lectureと言えるでしょう。そのほかにも、例年通り因果論や疫学理論などのセッションを中心に、多くの興味深いテーマのプログラムが提供されました。

今回、私たちの教室では、そんな流れを汲んで疫学理論と肥満(obesity paradox)に関する四演題のポスター発表を行いました。

P-141
Suzuki E, Mitsuhashi T, Tsuda T, Yamamoto E. Identifying the two axes of confounding.

P-142
Suzuki E, Mitsuhashi T, Tsuda T, Yamamoto E. A graphical illustration of the principal stratification approach: an application of extended directed acyclic graphs.

P-164
Yamazaki K, Suzuki E, Yorifuji T, Tsuda T, Doi H. Is there an obesity paradox in the Japanese elderly? A community-based cohort study of 13,280 men and women.

P-572
Suzuki E, Tsuda T, Mitsuhashi T, Yamamoto E. A unifying approach to the concepts of confounding and confounders.

来年は、通常のSER単独の年次総会としてではなく、複数の学会が合同となって5年に一度開催されるEpidemiology Congress of the Americasとして、フロリダ州マイアミで開催されます。マイアミの気候に勝るとも劣らない“熱い”学会になることを今から期待したいと思います。

(ES)


2014/11/29

因果律に関する発表(@京都国際統計会議)について

2014年11月17日から18日に国立京都国際会館で開催された京都国際統計会議 (Kyoto International Conference on Modern Statistics in the 21st Century) の Invited Session: Causality で、因果律に関する発表を行いました。

Suzuki E, Tsuda T, Yamamoto E.
Sufficient-cause model and potential-outcome model.

因果律の主要なモデルである十分原因モデルと潜在アウトカムモデルの紹介を行い、これら二つのモデルの関連性について発表を行いました。主に、以下の論文の内容について焦点を当てた発表でした。

Suzuki E, Yamamoto E, Tsuda T. On the relations between excess fraction, attributable fraction, and etiologic fraction. Am J Epidemiol. 2012;175(6):567-575.

会議開催のためにご尽力いただいた関係者の方々、および、議論に参加していただいた皆様に深く御礼申し上げます。


2014/5/10

【ハーバード大学院講義案内】

岡山大学では、ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ教授による社会疫学の講義、スブラマニアン教授によるマルチレベル解析学の講義を実施しています。

なお、年間の計画は

社会疫学(基礎)  11月下旬
社会疫学(応用)  翌3月中旬
マルチレベル解析学  9月中旬

*外部聴講に関しては、紹介者がある場合に限り、個別に検討しております。


HSPHにおける相当コースは
●社会疫学(基礎) SBS201(以前はSHDH201)
ココから、「Fall」を選択し、Course Numberは「201」で検索。(一番下にヒット)(あるいは、講義title “Society and Health”)
●社会疫学(応用)健康行動を説明する:行動経済学からの洞察 SBS503
ココから、(2014以降の)「Spring」を選択し、Course Numberは「503」で検索。(一番下にヒット)(あるいは、講義title ”
Explaining Health Behavior: Insights from Behavioral Economics”)
●マルチレベル SBS263
ココから、「Spring」を選択し、Course Numberは「263」で検索。(一番下にヒット)(あるいは、講義title “Multilevel”)


なお、概要のみ聴講したい場合は、「研究方法論基礎」講義が便利です。

社会疫学基礎(カワチ教授) 偶数年度開講
社会疫学応用(カワチ教授) 奇数年度開講
マルチレベル分析(スブラマニアン教授) 奇数年度開講

日程表はコチラ


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